Webエンジニアは、IT業界の中でも特に求人数が増加している職種の一つです。
ネットショップやネットバンキング・SNSなど、Web技術を活用したサービスの普及とともに、関連するWebサイトを開発・構築する仕事の量も増えているからです。
ここでは、そんなWebエンジニアの給与水準などについて、確認していきます。
スキル・経験や勤める会社によって年収に幅がある
インターネットやスマートフォンの普及・発展に伴って、Webサービスに求められる機能も日に日に高度化しています。同時に、Webエンジニアの業務内容も、どんどん高度かつ複雑になってきています。
そのため、同じWebエンジニアでも、最新技術に関する知識やプログラミングスキルはもちろん、難易度の高いプロジェクトでの経験や実績などによって給与・給料は変わってきます。
また、受注するプロジェクトによっても報酬が変わりますので、大きな仕事を請け負える会社では、より年収が高くなるという傾向も見られます。
つまり、スキル・経験や環境によって大きく年収が変わるのです。
大まかな平均年収は400〜550万円程度となっていますが、あくまで平均値で、個々の求人によって大きく変わってくるということを覚えておきましょう。
それだけ、転職の際にはより良い条件を提示してくれる企業を、じっくりと探す必要があると言えます。
固定給だけでなく残業手当・ボーナスを含めた給与全体で考える
Webエンジニアの年収は、実のところ固定給だけでは計れないのが現状です。というのも、実際にプロジェクトに入ると、納期までに仕上げるために連日残業を行ったり、場合によっては休日出勤をする必要が出てくるからです。
プロジェクトによっては、固定給として毎月支給される給料と、残業代の額がほとんど変わらない、または多いというケースもあるほどです。
そのため、Webエンジニアでの転職を考えているのであれば、固定給の額だけでなく、全体としてどの程度の残業が定常的にあるのかをチェックするようにしましょう。
また、一年のうち忙しい時期の波はいつ頃来るのか、そしてその際にはどの程度の残業量となることが多いのかを確認しておきましょう。
求人情報では、固定給としての給料のみが掲載されていることがほとんどですが、実際には残業代が大きなウェイトを占めますので、事前にしっかりと確認するようにしましょう。
さらに、ボーナスを実績と連動させる企業も増えています。年収に大きく影響するポイントとなりますので、ボーナス計算の仕組みも確認しておくと良いでしょう。
