転職で年収は確実にアップする?平均・相場はどれくらい?
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転職を志す人のおよそ半数は、「給与待遇がもっと良い会社で働きたい」という理由であるとされています。もちろん、自分の仕事が評価されておらず給与に正しく反映されていないと感じるなら、より良い環境を求めるのは当然です。

とはいえ、転職をすれば年収は確実にアップするというのは事実でしょうか?また、実際に年収アップを勝ち取った人の共通点年収アップ額の相場なども調べてみましょう?

 

「転職すれば必ず年収が上がる」は正しくない

転職者と面接をする企業側担当者の目標は「自分の会社に利益をもたらす人材を見極めること」です。その条件を満たすようなスキルを持った人材であれば、高い給与を支払っても構わないと考えています。

一方で、誰でもできるような仕事しか経験したことがない人材に対しては、高い給与を支払おうとすることはまずありません。ですから、「転職をすれば絶対に年収が上がる」というのは正しくないわけです。

むしろ、年収ダウンを提示されるケースもあります。年収アップを勝ち取った人に共通しているのは、働く意欲に溢れているだけでなく、「前職で明確な実績を作った人」「専門的なスキルを持っている人」です。

年収がアップした人の平均は40万円から50万円前後

管理職として徐々に責任を委ねられるようになる20代後半から30代後半で転職すると、大幅な年収アップにつながることが多いとされています。スキルがまだそれほどない20代前半での転職は大きな収入アップにはつながりにくいのが現状です。

統計によれば、20代から40代で転職して年収が増えた人の平均年収アップ額は40万円から50万円程度とされています。ただし、高い技術を持つエンジニアや専門知識が求められるコンサルタントの転職ではそれを大きく上回り、80万円から120万円前後の年収アップが相場となっています。

交渉に自信がない場合は「転職エージェント」を活用しよう

転職をする際には、年収に関して応募先の企業と交渉をする権利があります。とはいえ、すべての人が強気に交渉できるわけではなく、また求めている年収額が適切かどうか判断するのも容易ではありません。

そこで、助けになるのが「転職エージェント」です。転職エージェントのキャリアコンサルタントは、担当する業界の年齢やスキルに応じた平均年収額を熟知しており、企業の担当者との間に入って、登録者のスキルや経験などに見合った年収額の交渉を行なってくれます。

豊富な知識や経験に基づいて、自分の不慣れな給与の条件交渉を代行してくれる、というのは大きな魅力です。「転職に合わせて高い給与がもらえるようになりたい」という人は転職エージェントに相談してみると良いでしょう。

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