忙しく子育てをしている主婦の中には、「少しの空き時間を活用してお仕事をしたい」と考えている人が大勢います。特に、子どもが成長して幼稚園や保育園に通い始めると、昼間の時間帯を有効に活用できるパートの仕事を探す人は多いようです。
とはいえ、いざ働き始めると「定時に帰宅できない」「シフト通りに仕事がもらえない」といったトラブルを抱えるケースも散見されるようです。それでは、子育てをしながらパートとして働きたいと考えている場合、どのような点に注意しながら仕事を探すと良いでのしょうか？
就業時間に関してきちんと説明がある求人を選ぼう
子育てをしている主婦にとって「定時で仕事を終えることができるか？」は重要なポイントとなります。ですから、募集要項の中に就業開始時間と終了時間がきちんと明記されているかどうかを確認しましょう。
単純に「一日５時間程度」と記載されているケースでは、実際に就業する時間がはっきりと分からないので、就業開始後にトラブルとなる可能性が高くなります。また、出勤が求められる曜日を確認することも大切です。
「週３日」と書かれている場合、「土日は含まれていない」とは限りません。ですから、「月曜日から金曜日までの中で３日」と記載されている求人を探すと確実です。
分からないことは電話で問い合わせをしてみよう
求人広告の中には「主婦が大勢活躍中」という表現をよく見かけます。とはいえ、「実際にどれほどの人が働いているのか？」「子育て中の人たちなのか？」「それとももっと年齢層が高い人たちなのか？」は分かりません。
もし、分からないことがある場合には、募集要項の中にある問い合わせ先に電話をして確認してみましょう。採用担当者からはっきりと分かりやすい説明を受けることができるかどうかで、その職場の雰囲気をある程度予想することができるでしょう。
また、「子どもが熱を出してしまった場合は早退させてもらえるのか？」「当日に子どもの面倒をみなければいけなくなった場合はどうすればよいか？」などの点も確認しておくことで、就業してから「こんなはずじゃなかった」という事態を回避することができるはずです。
実際に仕事場へ行ってみるのも良い
飲食店やスーパーなどのパートを募集している場合には、直接その店舗を訪れて雰囲気を確認してみることをおすすめします。「同年代の主婦が働いているのか？」「仕事が終わったら疲れきって家事ができなくなる可能性はあるか？」といった点を客観的に見ておくことで、子育てと両立できる仕事を見つけやすくなるはずです。
