
転職先として、どのような職種が人気なのか?
転職を考えている人なら、誰しも興味のあることでしょう。
ここでは、「おすすめの職種」や「人気の高い職種」について、確認していきます。
転職目的や適性を考慮して、自分に合う職種を選ぶ
人気の高い職種の具体例については後述しますが、基本的には転職の目的や個々人の適性などによって、おすすめの職種は変わってくるものです。
例えば、残業や土日出勤などが多いことを理由に転職する場合には、できるだけ自分の時間を確保できる職種がよいと考えますし、その場合には事務職などがおすすめの職種となるでしょう。
また、前の職場でやりがいや将来性を感じられなくなって転職する場合には、自分が本当にやりたいことができる職種を選ぶものですし、キャリアに限界を感じて転職を考える場合には、スキルアップが期待できる職種に魅力を感じるでしょう。
このように、おすすめの職種は人それぞれですので、ご自身のケースに当てはめて考えてみてください。
どのような職種の人気が高いのか?
全体的な傾向としては、「やりがいを感じられる」「働きながらスキルを身に付けられる」職種が人気です。
また、最近になって、「営業職」の人気が上昇している点も注目です。
やりがいを感じられる職種
やりがいを感じられる職種では、「クリエイティブ系」や人と接する「接客関連」の仕事が高い人気を得ています。
クリエイティブ系では、「デザイナー」をはじめ、「企画」「マーケティング」などの職種があります。
接客関連では、販売職よりも宿泊施設や観光施設の「フロント」「コンシェルジュ」などの職種が人気です。また、人と接する業務という点では、介護・福祉関連の職種の人気も高まってきています。
人と接して、人の役に立っているという実感を味わいたいという人が増えているのでしょう。
働きながらスキルを身に付けられる職種
「経理・会計職」は、時代の変化や経済状況にかかわりなく、安定した人気を維持しています。働きながら実務経験を積んで、資格取得を目指すことができる点も、人気の一因でしょう。
近年では、医療・福祉などの業界でも、経理・会計職の需要が増えていますので、転職のチャンスも増えているという点もポイントです。
また、インターネットやスマートフォンなどのITを活用したサービスの普及・進展に伴って、「Webデザイナー」や「システムエンジニア」「CADオペレーター」といった技術職の人気も高まっています。
これらの職種は専門的な知識が問われますが、働きながら資格を取得していくチャンスもあるので、転職先として魅力を感じる人も多いようです。
営業職の人気が上昇
もうひとつ、「営業職」の人気が上昇している点も見逃せません。
業種・業界を問わず、営業職の中途採用を積極的に行う企業が増えており、別の業種・業界へ転身するというケースも増えてきました。
かつてはあまり人気がなかった営業職の評価が変化しつつあるのも、現在の転職市場の傾向でしょう。