新卒が会社を辞める理由・転職する理由にはどのようなものがあるか?
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新卒で就職したと思ったら、すぐに辞めてしまうケースが問題となっています。正社員としてスタートを切ることができたのに、どうして辞めてしまうのでしょうか?

理解できないという意見がある一方、一人ひとり様々な事情を抱えていることが多いものです。ブラック企業が問題視されている今、新卒者が辞める理由についてよく検討する必要があるのかもしれません。

ここでは、新卒の社員が会社を辞める理由について、上位に挙げられるものから3つご紹介します。

 

理想と現実のギャップ

よく挙げられるのが、理想と現実のギャップです。学生時代の就職活動では、仕事に対していろいろなイメージを抱いているものです。

「働き始めたらどのようなことをしたいのか?」「どのような職場で働きたいのか?」「将来どのようなキャリアを積んでいきたいのか?」など、様々なビジョンを描きながら就職先を探しているものです。ところが、いざ就職して働き始めたら、「理想とまったく違う」「イメージとのあまりのギャップに幻滅してしまう」といったケースが多いようです。

また、「とにかく正社員になりたい」とあまり深く考えずに就職先を決めた結果、働き始めた後に「この仕事は自分には向いていない」と感じて辞めてしまう、というパターンも見られます。

仕事がキツイ

入職した途端に帰宅が22時過ぎが当たり前、場合によっては終電ギリギリで帰宅する生活になってしまうなど、厳しすぎる就業環境に音を上げてしまうパターンもあります。これは単に仕事がキツイだけの話ではなく、プライベートの時間が確保できない、ライフワークバランスを取ることができない、といった問題ともかかわってきます。

特に20代前半では、仕事以外にもいろいろと充実させたいことがありますから、「これでは生活が成り立たない」と辞めてしまうケースも多いようです。ここに、サービス残業などの問題が加わると、ますます辞めるケースが多くなります。

上司や先輩との人間関係

明らかに問題がある上司や先輩に悩まされるパターンもよくあります。「新入社員として就職したばかりで、まだ何も知らない新人に向かって仕事を押し付ける」「わからないことを聞いても教えてくれず、うまくいかないと厳しく叱り付ける」といったケースです。

また、人間的には問題がなくても、仕事が忙しくて新人の教育に時間を割く余裕がないために、こうした状況に陥ってしまっている職場も見られます。

まとめ

「こんなはずじゃなかった」という事前のイメージとのギャップ職場環境の問題に幻滅・失望して、新卒者が転職に走る結果となっているようです。できれば、新卒者にとっても転職は避けたいところですが、そうせざるを得ない状況に追い込まれる職場も少なくないようです。

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