中途採用の求人に応募する場合、どの企業においても履歴書・職務経歴書などの書類提出や面接などが求められます。一方で、「面接までの全体の流れはどうなる？」「面接時のマナーはどうか？」など、不安に感じる人も多いことでしょう。
ここでは、中途採用で転職する際の「応募から面接までの流れ」や「面接時に注意したいマナー」などについて確認していきます。
中途採用の転職に成功するには、面接がカギを握る
中途採用での転職者は、企業側としても「豊富な実務経験とスキルを持った人材を迎えることができる」という想いがありますので、応募者のことを様々な観点でチェックします。
そのための最も重要な場面となるのが面接です。企業は面接で様々な質問をして、応募者のこれまでの経歴や専門性・人脈はもちろん、人柄や資質・ビジネスマナーなどを詳しく確認します。
つまり、中途採用での転職を成功させるためには、面接対策をしっかりと行うことがカギとなり、上手に面接を乗り越えることができれば、一気に採用のチャンスが高まることになります。そのため、面接対策をおろそかにせず、入念に準備した上で臨むようにしましょう。
中途採用の応募から面接までの流れ
会社によって異なることもありますが、多くの場合は、中途採用者の応募条件が発表されると同時に、エントリーシートの受け付けを始めます。エントリーシートは履歴書の前段階のようなもので、応募者の大まかな経歴などを記した書類を提出することになります。
ここで、条件に合わない人は、はじかれてしまうことになります。応募条件に適うと見なされた人は、書類選考に進むことになり、履歴書を提出することになります。履歴書確認の結果、次の選考に進める場合には、面接が行われるという流れになります。
面接では、主にこれまでの職歴や担当した業務内容・得意分野・スキルなどに関する質問を受けます。また、転職理由や志望動機について質問されることもあります。
面接での回答が合否に大きく影響するため、想定される質問への回答を予め準備して、積極的に自分を売り込むことができるように対策をしておきましょう。
ビジネスマナーにも気を配るようにしましょう
中途採用者ということで、既に社会人として経験を積んできているわけですから、新卒とは異なり十分なビジネスマナーを身に付けていると、企業側も期待してします。そのため、入退室の際のマナーをはもちろん、面接での話し方や立ち居振る舞いなどにも、十分に気を配る必要があります。
いくら経験やスキルがある人であっても、ビジネスマナーに欠けると見なされれば、採用の合否に影響するでしょうから、事前にビジネスマナーについても念のため復習しておくと良いでしょう。転職サイトなどにも、こうしたビジネスマナーの知識が掲載されていますので、確認しておくと参考になります。
