社会人は公務員試験の勉強をどのように続けていくのがよい?
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国家公務員で経験者採用試験が導入されたり、地方公務員でも経験者採用を行う自治体が増加傾向ということあり、公務員が転職先として注目されるようになっています。採用されるためには公務員試験に合格する必要があるので、ある意味フェアな採用方法と言えるでしょう。民間企業の場合は、人脈などの能力以外の部分が転職の成否を決めることもありますので、そうした武器がない人にとっては試験という採用方法は魅力的だと言えます。

ただし、公務員試験への対策は行わなければなりません。仕事を辞めてから一生懸命勉強して試験に臨む、という選択肢もありますが、経済的な事情やブランクの問題を考えると、あまり現実的とはいえません。働きながら試験対策の勉強を行っていくことになるわけですが、これはなかなか大変です。それでは、どうやって勉強を続けていけばよいでしょうか?

 

予備校・スクールに通うのが最良の方法

社会人が公務員試験の勉強を行う場合に、注意すべきポイントが二つあります。一つは「必要な知識を身に付けて、合格に近づけるかどうか?」です。そして、もう一つは「続けていくことができるかどうか?」です。

学生の試験勉強の場合は前者が重視されますが、社会人の場合には後者が重要な要素となります。毎日、朝早くから夜遅くまで仕事に追われる多忙な社会人にとっては、自己管理しながら独力で試験勉強を続けるのは大変な作業と言えます。

そこで、本気で合格するために、試験対策のノウハウを効率よく身につけたい場合には、予備校・スクールに通うのが最良の選択肢になります。講師のもとで勉強することで、着実に必要な知識や試験対策のノウハウを身に付けていくことができるでしょう。

ただし、働きながら予備校・スクールに通い続けることができるかどうか?という点を、不安に感じる人も少なくないと思います。勤務地や自宅から無理なく通えるかどうか?といった、予備校・スクールへの通学環境はもちろん、残業や休日出勤などの急用が入った際に授業の振り替えが柔軟にできるか?といった点も考慮して、どの予備校・スクールに通うべきか検討しましょう。

独学の場合には通信講座がおすすめ

独学で公務員試験の合格を目指す場合には、通信講座がおすすめです。その場合は、モチベーションを維持することはもちろん、時間をいかに効率よく活用できるかが問われます。

忙しい社会人が、毎日自宅で机に向かって2~3時間も勉強する時間を確保するのは、とても困難と言えます。そこで、通勤途中や昼休み、仕事中の移動時間など、隙間時間を上手く活用することがポイントになります。

毎日通勤ラッシュでとても通勤中に勉強なんてできないという方の場合、通勤時間をずらして少し早めに家を出るという方法もあります。また、会社の飲み会なども、どうしても参加しないといけない場合を除いては、上手く理由を付けてなるべく欠席するといった工夫も欠かせません。

毎日往復2時間かけて通勤している場合、一週間に10時間、つまり一か月で40時間を捻出できます。週に3~4時間飲み会に費やしている場合、勉強に充てる時間を一か月に10時間程度もさらに追加できます。

このように、効率よく勉強できる環境を整えて、隙間時間を上手く活用することが、合否のカギを握ると言えるでしょう。

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